翌朝は、朝食後に洋服のまま海で遊び、バリの民族衣装を着るために、シャトルバスでDFSガレリアへ向かいました。
バリの民族衣装を着る
DFSガレリアで、バリの民族衣装を体験してみました。
まず、色々な衣装の中から、好みのものを選び、着物の着付けと同じように、布を紐や帯で巻きつけながら着付けてもらいます。
メイクは、眉毛を思い切り太く濃くかき、間に赤い点をかき、紫色と青色のアイシャドーにピンク色のチーク、口紅は濃い赤を塗られました。
ヘアは、ポニーテールにしてから、ロングの付け毛や金色の飾りをつけました。
二人で別人のように変身して、お庭で写真を沢山撮ってもらいましたが、このときの楽しさが、のちの「旅先で民族衣装を着る」という趣味の原点になったので、私にとっては忘れられない思い出です。
それからは、お買い物を楽しみ、ランチは美味しいシーフードパスタとジャワティーを頂き、店員さんが私の名前を覚えてくれていたので、お喋りが盛り上がって、民族衣装の写真を見せたりして楽しく過ごしました。
午後は一度ホテルに戻ってプールで遊び、それからもう一度DFSガレリアへ。
DFSガレリアでのお買い物は夕方まで続き、気づいたら18時でした。
お腹もすいたし、仲良くなった受付のスタッフが「18時半から音楽隊が練り歩くよ。」と教えてくれたので、オープンカフェのようなレストランに行って夕食を頂くことに。
そこではミーゴレンという焼きそばのようなものを食べたのですが、甘いけどしつこくない味で大好きになりました。
↑ 音楽隊の人と。
2日連続で素晴らしい食事と音楽を味わえて、二人とも大満足でした。
夜は、ホテルのバーでウェルカムドリンクのサービスを受けたのですが、ピアノの生演奏のBGMがあって素敵な雰囲気を満喫しました。
初めてのことが盛りだくさんで、刺激たっぷりの毎日で、あっという間に最終日となってしまいました。
朝食は、いつものようにオムレツを作ってもらい、そのスタッフが、私たちがインドネシア語を使うのをとても喜んでくれて、オムレツ以外の食べ物をとりに行くときもずっと話しかけてきて、何度も「チャンティ(かわいい)」と言ってくれて面白かったです。
楽しい朝食の後は、JALの無料クーポンを使って、ヌサドゥアビーチホテルの「ヌサドゥアスパ」に行ってみました。
ジャグジーとスチームサウナを利用してみて、スチームサウナは入った途端に呼吸困難になりそうでしたが、再挑戦したら今度は平気でした。
でも、一番良かったのはプールです。
キレイな景色とプールを独占できて、何もしない贅沢を味わいながら「ずっとここにいたいな~」と思いました。
スパでのんびり過ごしたあとは、繁華街のクタへ。
高級リゾートのヌサドゥアからは景色が一変して、クタはごみごみしていて、古い店がひしめきあって、多くの日本人観光客やインドネシア人の物売りであふれていて、衛生面も悪そうな雰囲気なので、二人ともテンションは下がり、気を引き締めなければと緊張感を持ちました。
実際、タクシーの料金交渉も、かなりふっかけられたし、ちょっと治安も悪そうで怖かったのですが、まともそうな人を選んで、納得できる料金まで値下げしてもらってから乗りました。
タクシーを使って、クーポンの粗品をもらいに行ったり、お買い物も安くできたけど、ヌサドゥアで十分充実していたので、わざわざクタに来る必要がなかったことが分かり、予定より早くホテルに戻ることに。
でも、バスを待つ間、出入口のところでガムラン演奏をしていて、お兄さんが「叩かせてあげる」と言ってくれたので、友人と二人で挑戦したのは楽しかったです。
そして、お兄さんが「メリーさんの羊」と「チューリップ」を演奏してくれたので、私たちも一緒になって叩きました。
ガムランの深い音色は、優しくて心が和むので、一度聴いたときから大好きになり、その楽器を自分の手で奏でられて嬉しかったです。
また、ホテルに戻ったあとも、ロビーの噴水の上でガムラン演奏をしていて、そのお兄さんにも「叩かせてあげる」と言ってもらったので、再び美しくて不思議な音を楽しみました。
バリは、独特の雰囲気があって、食べ物も口に合うものばかりだったし、人が親切で温かく、インドネシア語は少ししか使えなかったけど、それを喜んでくれて、沢山の笑顔と会話につながりました。
現地の人との楽しい交流は、この旅一番の思い出です。
また、ガムランの演奏とバリダンスも本当に素敵だったので、いつの日か再び訪れたいと思います。