ジャプカイ
ジャプカイは、オーストラリアの先住民族アボリジニの文化に触れられるカルチャーパークです。
まずはギフトショップで、ディジュリドゥという楽器を吹かせてもらったのですが、「ブブブ」というお腹に響く低音が独特で、私は店員さんのように音を出すことはできませんでした。
でも、不思議な音色はインパクトがあり、今でもよく覚えています。
体験ブースでは、ガイド役のお兄さんにお手本を見せてもらいながら、槍投げとブーメラン投げに挑戦。
夫はブーメラン投げが上手で、ガイドのお兄さんにほめられていました。
私は、なぜブーメランが戻ってくるのかが不思議でたまらなかったのと、槍やブーメランで獲物をしとめることの凄さに感心するばかりでした。
また、アボリジニ文化にまつわるダンスショーが見応えがあって、とても楽しかったです。
最後に、ストーンペイントをやってみました。
好きな形の石を選んで、筆で模様を描いていくのですが、三者三様の作品が出来上がり、良い記念になりました。
今は、インテリア雑貨として飾っています。
土ボタル
夜は、土ボタルを見に出かけました。
オーストラリアの土ボタルは、日本の蛍とは違うもので、青白く光るらしく、アニメ「天空の城ラピュタ」の飛行石のモデルになったとガイドブックに書いてありました。
私は、日本でも蛍を見るのが大好きなので、土ボタル鑑賞もとても楽しみでした。
ツアーには夕食がついていて、訪れたレストランでは、カンガルーやワニ、エミューなどの肉を初めて食べました。
お料理はどれも美味しく、普段は肉全般を嫌がる娘も「美味しいね!」と言ってぱくぱく食べていました。
↑ ワニの頭でおふざけ。
食後はいよいよ土ボタル鑑賞です。
暗闇の草むらを深くまで歩いて進み、小川のせせらぎのみが響くなか、土ボタルの青白い光が点々と輝くのを見ました。
とても幻想的で息をのむ美しさで、娘も感動したようです。
フラッシュが厳禁で、写真に撮れなかったのは残念でしたが、しっかり目に焼きつけたので、あの光景はいまだによく覚えています。
土ボタル以外にも、満天の星空に南十字星と天の川がくっきり見え、夫の星座である蠍座も見えました。
夜遅いツアーで、娘は眠気と闘いながらの見学だったので、帰りのバスでは深い眠りにつきました。
翌日は、お昼の便で帰国。
駆け足&予定がてんこ盛りの旅でしたが、五感をフル活用して感動を沢山味わいました。
特に、娘は5回目の旅行で初めて、現地の人と英語でコミュニケーションをとり、積極的に「Hello!」「Thank you!」と挨拶したり、「どうしてママは、お店の人がいないときにイクズミーキューズミー(Excuse meのこと)って言うの?」と聞いてきたりしたので、その成長を嬉しく思いました。
空港でチェックインして、
昼食をとり、
離陸後に一寝入りしてからは、
近くの席にいたYちゃんを自分の隣の席に呼んで、成田までひたすら仲良く遊びました。
二人の楽しそうな笑い声を聞いて、親の私たちも楽しい気分になりました。
話してみたら、私たちと同じ千葉県民で、Yちゃんと娘は1歳違いで、せっかくのご縁なので連絡先を交換してバイバイしました。
あれから4年経ち、今も変わらず(益々?)仲が良く、いつの日か4人で旅行したいねと話しています。
夫は「え?俺は??」と言いながらも、この4人の関係を温かく見守ってくれています。