まずは、ペンキ塗りからスタート
壁紙と床タイルの施工前に、巾木と廻縁と窓枠を白いペンキで塗ります。
我が家は、それらが全てライトブラウンですが、洗面室はホワイトでまとめたいので、塗り替えることにしました。
ペンキは、以前買った未使用のもの(0.2ℓ)があり、余ったぶんは、全身ミラーと洋服かけとパイプいすの他、妹がくれた棚板とモールディングにも塗って、アイテムをホワイトで揃えます。
壁紙を貼る
私が選んだ壁紙は、糊をつける必要がないシールタイプで、裏面には1㎝ごとにマス目がありました。
ですから、作業の手間も省けるし、カットの目安も分かりやすくて、初心者向けだと思って購入しました。
ところが、私自身はとても苦労してしまいました!
1本10mの巻き物みたいな壁紙の束の丸まりを直すことに始まり、シールを少しずつはがしながら壁に貼ることの難しいったらありません。
天井側ではほんのわずかのズレのはずが、床側につく頃には結構斜めになっていたり、途中で気を緩めるとよれたり破れたり空気が入ったりします。
1枚目と2枚目の柄が隣合わせで揃うようにしたり、少し重ねて貼るのも大変です。
ササっと美しく仕上げるクロス職人のような動きは夢のまた夢で、結局、一番最初に貼ったところは、本当に下手でした。
でも、自分の不器用さはよく承知していたし、ラッキーなことに、大きめのダマスク柄のおかげでアラが目立たず、このあと棚や全身ミラーなどを設置すれば隠せるな~と分かったので、落ち込みませんでした。
作業のBGMには、とびきり元気になれる「ハイスクール・ミュージカル」のサントラを大音量で流して、一気に終わらせました。
床タイルを貼る
私は、10年位前にインテリアコーディネーターのアシスタントの仕事をしたことがあり、カラースキームボード(色彩計画)を作成していました。
具体的には、1枚のボードに、各部屋の仕様を記したり、天井、壁、床の材料サンプルを貼るのですが、毎日のように、タイルのサンプルをカッターで小さく切っていたのです。
おっちょこちょいの私は、親指の付け根をざっくり切ったことがありましたけど、カットのコツは体が覚えているだろうと思って、懐かしの作業を楽しみにしていました。
でも、実際には、まっすぐカットできなくてつなぎ目に隙間があったり、完璧な仕上がりとは程遠くなってしまったのですが、私は自分でやることが何より好きみたいで、頭に思い描いたものが現実になっていくことには、この上ない達成感と喜びがありました。