フランス旅行 1998.DEC

パリ観光

グルノーブルの大学に通っていた妹に会いに、フランスへ行ったのは、卒業旅行から4年後のことです。

成田からサベナベルギー航空に乗り、空いていたので、前後左右人がいない席でゆったりでき、12時間少しも退屈することなくブリュッセルへ。

入国審査もベルギーで済ませるし、預け荷物もなかったので、パリの空港では早く到着ロビーに出られ、迎えに来てくれた妹にもすぐ会えました。

空港からは、クリスマスのイルミネーションでキラキラした街中を見ながらバスに1時間乗り、オペラ座近くのユースホステルに1泊して、翌日に短時間だけパリ観光をしました。

↑ パリ市庁舎。4年前の感動が蘇りました。

↑ セーヌ川。

↑ ノートルダム寺院。

4年前は上半分が工事中、今回は下半分が工事中で残念でしたが、中のバラ窓はとても美しかったです。

↑ ソルボンヌ大学。教室に入ると、黒板の上に大きな宗教画があって驚きました。

昼食には、お菓子でないクレープを初めて食べました。

薄いこげ茶色の生地に、ホウレンソウとクリームが挟まっていて、大好きな味でした。

でも、クレープに合わせるというリンゴ酒を試したのですが、私にはきつすぎて2口くらいしか飲めず・・・。

↑ サクレクール寺院。

中のステンドグラスや彫刻が素敵で、中央の天井に向かって大きくキリストが描かれていたのが印象的でした。

↑ オペラ座。舞踏会が始まりそうな雰囲気でした。

次は、オランジュリー美術館へ行って、モネの大睡蓮の壁絵を見ました。

睡蓮の絵に囲まれて、言葉にならない感動を味わいました。

↑ ヴァンドーム広場。

↑ コンコルド広場。

夕方からはシャンゼリゼ大通りがライトアップされ始め、街路樹すべての電球がきれいに輝いていました。

↑ 凱旋門。

エレベーター故障のため、194段の階段を上りました。

最後は太ももが上がらないくらい疲れましたが、凱旋門の上からの景色は宝石をちりばめたように美しくて、パリ観光の締めくくりをここにして本当に良かったと思いました。

↑ 20時にリヨン駅からTGVに乗って、妹の住むグルノーブルへ。

少し遅れて23時頃の到着となり、外は雨で気温も低く、タクシーを待つあいだ凍えそうでした。

グルノーブル観光

4日間滞在した妹のアパートは、部屋が5階にあって、窓からは三方に山が見えるとのことで、楽しみにしていたのですが、初日の朝は悪天候で何も見えませんでした。

でも、行き交うトラムや、目の前にあるマルシェに出入りする人々を眺めているのは飽きず、ツートーンカラーの傘が流行りなのか、色々な組み合わせの傘を目にしたことを覚えています。

↑ 妹のアパート外観。

↑ トラム。

お昼までは、部屋でのんびりテレビを見て過ごしましたが、せっかくなので傘を持って散歩に出かけることにしました。

グルノーブルは、都会すぎず田舎すぎず、近代的すぎず古すぎずといった真ん中の魅力があり、公園や川を越えてバスティーユ城塞へ行ったら、雲の隙間からアルプスの山々が見えて、グルノーブルの街並みも一望できて感動しました。

昼食が15時になってしまったのですが、ボリュームたっぷりのピザ&妹オススメのタルトタタンがとても美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまいました。

タルトタタンは、タルトの上に焼きリンゴが沢山のっていて、ミルク系の甘いソースをつけて食べたら、ほっぺたが落ちそうなくらい美味しかったです。

その後、一度アパートに戻ってくつろいでいたら、天気が良くなってきて、窓の真正面にどーんと大きな山脈が見えました。

翌朝には更にくっきり見えて、山は動かないもののはずなのに、迫ってくるような感じがして、自然のすごさに圧倒されました。

妹がグルノーブルを大好きな理由がよく分かったし、この景色が日常生活にあるなんて、とても贅沢で恵まれているなと羨ましく思いました。

そして、朝食と身支度を済ませてからは、バスティーユ城塞からシャボン玉のような形のロープウェイに乗って、高いところからの景色を堪能することに。

↑ 四方を大きな山に囲まれ、朝日の光のシャワーがきれいで、雲と雪の白さや、眼下に広がる赤い屋根の街並みも美しく、こんな景色が実際にあることが信じられなかったです。

遠くにはスイスのモンブランも見えたし、空気は氷のように冷たかったけど、興奮で全身が火照って、ただただ「すごい!」という言葉しか出ませんでした。

午後は、妹の友人ジュリアンがスキー場へ連れて行ってくれました。

普通の服だったので、ずっとカフェで過ごし、そこで食べたブルーベリータルトがとても美味しかったのですが、ハッと気づいたら、私のわきの下から犬が顔をのぞかせていて仰天してしまいました。

でも、頭をなでたら手触りの良い毛並みで可愛く、「犬も美味しいタルトが食べたかったんだね」と飼い主さんと笑いました。

夕方、山を下りたときは、結構天気が崩れて、くねくねの山道で酔ってしまいましたが、アパートで休んだら少しずつ治り、元気を取り戻してからは、妹の希望で部屋の模様替えをお手伝い。

次の日は、妹の友人エリックの家に招待されました。

エリックの家は森の中のお城みたいで、庭にプール&プールバーがあったり、室内も家具がボルドー色で統一され、クラシカルでおしゃれな内装で素敵でした。

ママがご馳走を沢山作ってくれて、フォアグラとパンに始まり、ショウガで味付けした鶏肉とじゃが芋のグラタン、5種類くらいのチーズ、プチケーキとコーヒーを頂いて、チーズは無理だったけど、濃厚なフォアグラにすっかりハマりました。

ママに頼まれて、妹と一緒にツリーの飾りつけをしました。

また、ママがほめてくれるのを良いことに、2階の部屋にあるピアノを弾かせてもらって、それも楽しかったです。

フランス語ができないので、お礼もきちんと言えなくてもどかしかったけど、心のこもったおもてなしが嬉しく、ニコニコとして話し好きな人柄だからか、初対面なのにリラックスできて、ママのことが大好きになりました。

夢のような時間を過ごした翌朝は、霧が濃くてアルプスは見えませんでしたが、辺り一面真っ白なグルノーブルもまた別の良さを感じました。

4日目にして初めてトラムに乗り、妹の大学に遊びに行ってみたところ、勉強道具を持って広いキャンパスを歩く学生たちを見るうちに、無性に学校に通いたくなってしまいました。

でも、妹のイギリス史の授業をのぞくつもりが、大学の私立化反対ストによって講義が中止となり、残念でした。

↑ 妹の部屋で。

午後は、またトラムに乗って今度は駅に向かい、友人メラニーの家に届け物をしたり、目抜き通りにあるアガタで、妹が私のバースデープレゼントにペンダントヘッドを買ってくれたり、私はお土産のお買い物をしました。

最後の夕食は、近所の中華レストランで、揚げ春巻き、ポークのキャラメルソース和え、チキンのピリ辛、アイスとフルーツを頂きました。

翌朝は5時半にアパートを出て、TGVでジュネーヴへと向かい、飛行機の出発まで少しだけ街を散策。

ジュネーヴ

ブリュッセル、パリ、グルノーブル、ジュネーヴ、どこもクリスマスの飾りがきれいで、12月に来て良かったなと思いました。

妹と別れて、ジュネーヴからベルギー経由で成田へ。

↑ 窓から、アルプスの山が連なっているのが見えて、またいつか来たいなと思いながら日本に帰りました。