昼食後、少しゆっくりしたかったので、ドライバーさんと相談して、1時間くらいフリーの時間をとりました。
タクシーをチャーターすると、好きな時間に好きなところへ連れて行ってもらえて、こちらのペースで動けるので、子連れにはありがたいサービスです。
ドライバーさんとの待ち合わせ時間までは、ホテルのプール脇のテラスでくつろいだり、ホテルからリクシャーに乗って近場に散歩したりしました。
外にいて暑さでつらくなったら、涼しいホテルのロビーで休んで・・・という感じで高級ホテルを使い、私は、サリーのお店を見てみたかったので、娘と二人でリクシャーに乗って行ってみることに。
夫はもっぱら日焼け。
リクシャーは、料金をぼられるとか危険なこともあるようですが、私は交渉とか値引きとかが得意で、東南アジアなどでも現地の人並みに安く値切るのが当たり前と思っているところがあります。
ですから、リクシャーもいつものように値段交渉して、お互いに納得したあとは紙にも書いて、乗り込みました。
交通事故は嫌なので、「子どもがいるから安全運転で!」とお願いし、ドライバーさんも何人もの競争相手の中から勝ち取ったお客なので、ニコニコで「OK!OK!」ともてなしてくれて、写真も撮ってくれたりして嬉しかったです。
インドの人は、基本的に皆陽気で親切で、気さくに話しかけてくれますが、Rの発音が独特の英語なので、インド英語に合わせた耳にすると、聞き取りやすかったです。
そして、私は始めアメリカ英語のように話していたのですが、インド英語っぽく話す方が通じるので、インドではインド英語を一生懸命使ってみました。
サリーのお店には、リクシャーで3分ほどで着きましたが、ガイドブックに載っていただけに、いわゆる観光客向けの品ぞろえと値段で、値引きしてもらっても全く満足できなそうだったので、何も買わずにそのままリクシャーでホテルへ。
ドライバーさんは、そんな私を見て「もっとローカルな店に連れて行ってあげる!」と言ってくれたのですが、ホテルで夫も待っているし、タクシードライバーさんとの待ち合わせ時間もあったので、諦めました。
午後は、サウスデリーの観光です。
サウスデリー
タクシーの中からパリの凱旋門のようなインド門を見たあと、フマユーン廟を訪れました。
↑ インド門は立派で、広場は緑がきれいでした。
フマユーン廟は、タージマハルに影響を与えた建築スタイルなのだと、ドライバーさんが教えてくれました。
赤と茶色の中間みたいな色をして、私の大好きな玉ネギ型のドームがあって、整った庭園がきれいで、お墓というよりお城みたいで、私は、早くタージマハルが見たくてたまらなくなりました。
↑ インド人の女の子が、娘になついてずっとそばを離れませんでした。
インドでは、日本人のみならず、アジア人も欧米人も殆ど見かけることがなく、特に日本人の子どもは珍しかったのでしょう。
どこへ行っても、話しかけられたり、抱っこさせてほしいと言われたり、握手を求められたり、スマホで写真を撮らせてとせがまれたりしました。
そして、1人に写真を撮らせてあげると、あっという間に5、6人が列を作って並ぶのです。
でも、そんなことに慣れているはずもない娘は、とにかくそれがストレスで、固まってしまったり拒否したり、度々「千葉に帰りたい。」とつぶやいていました。
フマユーン廟のあとは、セレクトシティウォークというショッピングモールへ。
インドの暑さが体にこたえるので、涼しくてきれいな場所で、軽く休憩しました。
↑ めちゃくちゃ甘いお菓子でした。
↑ お庭で。
サウスデリーの一番南にあるクトゥブミーナールを見て、ホテルに帰りました。
クトゥブミーナールは、インドで最も高い石柱で、高さが72.5mもあって、近くで見ると迫力があります。
夕食は、ホテルで日本から持参したカップ焼きそばを食べて、早めに就寝。
そして、翌日の朝5時すぎ、まだ真っ暗なときにホテルを出発して列車の駅に向かいました。
↑ ホテルのロビーで。
↑ 朝早いのに、駅前は多くの人で賑わっていました。
車やバイクなども多くて、道路を渡るのも命がけなので、ドライバーさんの後にしっかりついて行きました。
↑ 駅のホームで。
これから2時間列車に乗って、アグラへ向かいます。