2004年に、妹と二人でバスツアーを使って白川郷と金沢に行きました。
朝6時半に千葉を出発して、満員のバスに揺られながら、ひたすら寝ることとお喋りを繰り返しているうちに、白い雪化粧をした風景が現れ、なんだか同じ時代や同じ国でないように感じる景色は、千葉とはまるで違うので、すっかり心を奪われてしまいました。
↑ まるで日本の昔話の挿絵に出てきそうです。
バスを降りると、足元にはけっこうな量の雪が積もっていて、空からも傘が必要なくらいの雪が降っていたので、白川郷の見学は大変でした。
というのも、片手が傘でふさがってしまうと、写真が撮りにくいし、なにかと傘をさしたりたたんだりしなければならなくて面倒だったのです。
でも、ずっとこの目で見てみたかった白川郷は、合掌造りが独特で立派で感動しましたし、これからもずっと変わらないでいてほしいなと思いました。
↑ 白川郷の集落では、今でも実際の生活が営まれているそうで、代表的な民家「和田家」を見学しました。
↑ 暖をとる囲炉裏があったり、2階に養蚕の展示がしてあったことが印象的でした。
↑ 手がかじかんでビリビリと痛み、つま先の感覚もなくなってしまいましたが、素晴らしい景色に夢中になって、バスの集合時間ぎりぎりまで、あちこち散策しました。
それから、またバスに乗って金沢へ。
着いたのが遅い時間だったので、チェックイン後すぐに、ホテル近くの「醍庵」というレストランで夕食をとりました。
和食の創作料理が美味しく、二人でお酒も楽しみました。
2日目は、お昼過ぎまで金沢市内を観光し、雪の兼六園がとても素敵でした。
↑ 旅の思い出にカレンダーを作りました。
前日に雪道を歩いたりしたので、足指が冷えで痛くてたまらなくなったのですが、妹に「つま先に貼れるカイロが良いよ。」と教わって、半信半疑で試したら、一気に不快症状が消えてびっくり!
それ以来、そのカイロ愛用者になりました。
金沢から千葉までの長いバス旅は、ずっと寝ていたのであっという間で、起きたら嘘みたいに暖かい千葉に戻っていて、不思議な感じがしました。
白川郷も金沢も、またいつか行ってみたいです。