モルディヴ旅行② 2001.JUN

モルディヴでは、19時半ころが日没でした。

少しずつオレンジ色に染まる海もまたキレイで、夕方の干潮時には深さが半分以下になって、小さな島が現れたりします。

↑ 桟橋の端にあるステップを下りると、腰につからずに済む深さで、島に行けそうでした。

あたりが暗くなると、コテージやレストラン棟などがライトアップされます。

夕食に向かう途中では、なんとマンタの赤ちゃんを見ました。

体長は1mくらいで、悪魔のしっぽみたいなのが付いていて、ゆらゆらと移動していて、まさかそんなものが見られると思っていなかったので驚きでした。

でも、近くを通りかかったカップルにも教えてあげたら、とても喜んでくれて、私たちも嬉しかったです。

また、レストランを出てコテージに戻るときには、真っ暗な夜空一面に、とてつもなく沢山の星が光っているのを見て、言葉を失いました。

夫も私も、満天の星というものを生まれて初めて見たのですが、その神秘的な光景に大きな感動を味わい、首が痛いのに、星空を見上げるのをやめられませんでした。

ですから、コテージのバルコニーにあるデッキチェアに横になり、しばらく流れ星ウォッチングをすることに。

すると、すぐさま夫が流れ星を見つけ、私は間に合わなかったのですが、自分も見られるかもしれないという期待で胸が高鳴りました。

そして、それからしばらくして、かなり大きな流れ星を発見!

私にとっての人生初の流れ星は、少なくとも2秒くらいは光の線を描きながら、左斜め下に流れていき、夫もあまりの大きさに驚きと恐怖を感じたそう。

その後、いくつも流れ星を見ることができたのですが、特大の第1号に比べると小さかったので、最初に見たものがいかに大きかったのかよく分かりました。

幼い頃からずっと流れ星に憧れ続け、いつか見たいという願いが現実になって、この上なく幸せな気分に浸れた夜でした。

翌朝も上天気で、朝日が反射して海がキラキラ。

この日は1日水遊びをしました。

コテージの海には、波はないし、腰の深さなので、プールにいる感覚ですが、同時にモルディヴの海を独り占めしているような贅沢な気持ちにもなれます。

コテージから歩いて、アリビーチにも行ってみましたが、白い砂がサラサラで気持ち良く、こちらには波もあって、小さな魚もそばにいました。

夕方、干潮時に現れる小さな島にも行きました。

島の左右から波が打ち寄せるのが、見ていて面白く、白というか透明っぽいカニが沢山いるのですが、動きが速いので、砂といっしょに踏んでしまいそうで怖かったです。

白い砂と珊瑚と貝殻をいっぱい集めました。

それらは18年経った今でも、私の宝物であり、バスルームのインテリアとして大切に飾ってあります。

この日の夜も、感動的な星空が見えたので、再び流れ星ウォッチングをしましたが、なぜか全く見ることができず。

でも、人工的な灯りがなく、真っ暗な海と空には境もなく、180度の視界すべてが輝く星で埋め尽くされているのを見ているだけでも、十分夢心地でした。

翌朝はサンライズ鑑賞をしました。

海水量がかなり少なく、岩のように見える珊瑚礁もいつもより多くその姿を現していました。

朝の海は、少し薄い水色です。

朝食後に散歩に出掛けたら、現地係員のマリコさんと会い、しばらく色々な話をしました。

マリコさんは同じ千葉県出身の、よく焼けた肌と笑顔が素敵な人で、困ったことがあれば、日本語ですぐに頼れるのでありがたかったです。

彼女の話では、「本来はスコールや雲の多い天気のはずが、この数日は雨季の晴れ間で、日差しも暑さも程よいし、今はちょうど月が隠れている時期で星がよく見えるのも、最高にラッキーですよ!」とのことで、モルディヴに歓迎されてるような喜びを感じました。

↑ バルコニーでのんびり。

何もしない、ということをいかに自分はしてこなかったか気づかされました。

↑ ギフトショップで一目ぼれして買ったパレオ。

店員さんは皆優しくて、私がヘビのびっくり箱に本気で驚いたときに笑われたのは恥ずかしかったけど、ポストカードをサービスでくれたりして嬉しかったです。

マリコさんが、「モルディヴは、何十年後かに全てが海に沈んでしまうので、皆オーストラリアに移住することが決まっているんですよ。」と教えてくれたのですが、このキレイなリゾートが、いつか幻になってしまうのは残念で哀しいです。

夕食は、特別ディナーということで、星空の下、いつもと違うテラス席に案内されると、花瓶にはピンクの薔薇、テーブルにはキャンドルと花びらが飾られたロマンチックな雰囲気。

ガーリックスープ、野菜、魚料理、チキン、数種類のカレー、チップス、ポテト、エビなどのほか、25㎝くらいのロブスターが出て、ぷりぷりでジューシーな味は格別の美味しさでした。

あっという間に最終日を迎え、とても名残惜しいので、最後の散歩をして、美しい景色を意識的に目に焼き付けました。

↑ ディドゥフィノールでの最後の食事は、特大のハンバーガーと大量のフライドポテト。

朝昼晩の3食全て、バイキング形式のレストランで頂いていたので、ウェイターのショペさんとはすっかり仲良くなりましたし、タイのチキン料理、グルノーブルの魚料理、シーフードのクリーム煮、スパイシーなジャンバラヤなどの美味しさは今も心に残っています。

出発直前まで、マリコさんや、ホテルのスタッフや、バングラデシュ人の電気技師のお兄さんなどとお喋りをして、お別れを惜しみながら過ごしました。

リゾートからドーニでエアタクシー乗り場まで進んだのですが、この日は風が強く、ドーニが左右に大きく揺れて転覆しそうで、怖くて泣きそうでした。

また、いかだのようなエアタクシー乗り場も、風でぐらぐら揺れるので、酔って気持ち悪くなってしまいました。

そして、エアタクシーに乗ってからも、上空からは、雲ばかりで海や環礁が見えず、マリコさんから「エアタクシーは5回くらい着陸し直すことがある」と聞いていましたが、この日も強風の影響か2回かけて着陸。

しかも、着陸と同時に「ビビビビ!」と警報音のような音が鳴り響いたので、余計に気分が悪くなってしまいました。

スリランカ航空でマーレからコロンボに飛び、コロンボでは地上係員の男性が、成田のスリランカ航空のスタッフと知り合いだったため、お話が盛り上がり、シートリクエストもスムーズにお願いできました。

成田までの8時間は、乱気流で結構揺れましたが、足元の広いバルク席を確保できたので、たっぷり寝られて良かったです。

モルディヴは、初めて見る景色に感動しっぱなしで、私が最も好きな場所の1位となり、それは18年経った今でも変わりません。

ですから、いつかもう一度行きたいし、行くなら絶対に、マーレからエアタクシーで行くリゾートに泊まりたいです。

そして、娘にも、エアタクシーからの環礁や、キレイな海や、満天の星空&流れ星を見せてあげられたら良いなと思います。