2000年の秋、私の母が「静楓亭」という温泉宿のペア宿泊券を当てました。
母は、くじ運がとても良くて、それまでにも旅行券18万円を当てたり、パリ旅行に当選したり、懸賞なども数えきれないくらい当てているのですが、「静楓亭」には祖母を連れて行くとのことでした。
でも、同行者料金が通常料金よりお得だったため、私と妹は自腹をきって泊まることにして、4人で一緒に会津と日光を旅行しました。
会津には、電車を乗り継いで向かいましたが、ちょうど紅葉真っ盛りの時期だったので、長旅のあいだに最高の景色を楽しめました。
そして、猪苗代に向かう電車の時刻まで、けっこう余裕があったため、鶴ヶ城を見学したり、レンタサイクルをしてみることに。
↑ お城の紅葉はとてもきれいでした。
会津の街をサイクリングするのも楽しく、74歳の祖母が普通にママチャリをこいでいて「元気だな~」と感心しました。
それから、磐越西線で猪苗代に向かい、駅からは送迎車で「静楓亭」へ。
4人とも、パンフレットで見て期待していましたが、実際にはもっと素敵でテンションが上がりました。
すべてバリアフリーの造りで、広い和室が2部屋あって、各部屋に開放的な露天風呂があって、お部屋で頂く食事がまた豪華で、至れり尽くせりな感じは今でも忘れられません。
↑ たった1泊でしたが、プールみたいに広いお風呂も、ご馳走という感じの食事も、どちらも堪能しました。
2日目は、また電車に乗って日光へ。
駅前でお蕎麦の昼食を頂き、東照宮を観光しました。
日光の紅葉も見頃でした。
夕方、母と祖母は千葉へ帰り、私と妹はもう1泊するため、宿に向かいました。
私たちは、旅費を抑えるためにユースホステルを選んだのですが、覚悟していたとはいえ、前日との落差にガッカリ・・・。
でも、外国人旅行客との交流ができて、中国系の人と仲良くなったり、彼らがリンゴをくれたりと、良い思い出も出来たので良かったです。
3日目は、改めて東照宮を観光。
それから電車で鬼怒川に向かいました。
鬼怒川では、川下りをしたかったのですが、水量不足とやらで決行が危ぶまれていました。
でも、13時ころに決行が決まり、船頭さんの面白いトークや、いくつもの奇岩や、スリルあるクルーズを楽しめて嬉しかったです。
川下りのあと、おしるこを食べて体を温め、栃木から千葉まで長い電車旅は、妹とのお喋りに花を咲かせていたので、あっという間に終わりました。
1994年11月
叔父が、日光と水上に紅葉狩りに連れて行ってくれました。
今は亡き祖父との最後の旅行でしたが、このときも紅葉がとてもきれいだったことをよく覚えています。
1994年8月
紅葉狩りではないけど、会津に家族旅行したのも1994年だったので、6年後に再び会津と日光を訪れたのはご縁だったのかなと思います。
↑ 夏の会津は、ものすごく暑くて&虫が多くて嫌でしたが、コバルトブルーの五色沼が印象的でした。
2000年8月
母と妹と3人で、バスツアーを利用して長野に行ったことも楽しい思い出です。
↑ 白馬大雪渓。
↑ 上高地。
先週の君津旅行では、紅葉が楽しめなかったので、近いうちにどこかへお出かけしたいです。