私たち家族は富士登山に興味があり、近い将来に挑戦してみたいという思いがあります。
ですが、いきなりは無理なので、とりあえず初心者向けの山から慣らしていこうということで高尾山に行ってみました。
高尾山へは千葉からだと車で2時間位でしたが、ちょうど紅葉シーズンの土日だったので駐車場も満車だらけ、ケーブルカーとリフトも長時間待ちとかなりの賑わいです。
でも、天気も良く高速道路からはきれいに富士山も見えたので、高尾山の頂上からも見られたら嬉しいなと思いながら、まずは高尾山名物のとろろそばで腹ごしらえ。
↑ 高尾山には数々の登山コースがあるので、マップを見ながらどのコースにしようか相談し、途中までリフトを利用してから1号路で頂上を目指すことにしました。
↑ 娘が注文したなめことろろそばはなめこがたっぷりで、とろろの上の玉子を混ぜるとまろやかになって美味しかったです。
↑ 私が食べたきのことろろそばも、大小様々なきのこが美味しくて食べごたえがありました。
↑ とろろに興味のない夫は天ぷらそばを注文していましたが、3人とも美味しいそばに満足で、「さあ、山登り頑張ろう!」となったのでした。
↑ と思ったら蕎麦屋のそばに手焼きせんべいのお店があり、醤油せんべい好きな夫と娘は飛びついたのですが、香ばしくて癖になりそうな美味しさだったようで、2人とも「帰りにもまた食べちゃおうよ!」と盛り上がっていました。
↑ 娘は9月に長野へ旅行したときリフトが大好きになったので、高尾山でもリフトに乗るのを一番楽しみにしていたのですが、40分待ちの行列に並ぶのは嫌だったので、自分たちの足で登ることに。
そして、ケーブルカーやリフト乗り場の左側に道があったので何も考えずにその道を進み始めました。
ところが、進み始めてすぐに急な上り坂があったり、アスファルトではない土の細い山道が続き、「1号路はずっとアスファルトの道のはずなのに何だろう??」と思ったのですが、他に道もないので登り続けるしかありません。
始めは日陰で肌寒かったのに、次第に汗をかくほど暑くなり息もきれてきました。
↑ なだらかな上り坂どころか、急な坂道と階段のオンパレードで休む場所もないくらいなので、ものの2、30分で太ももとふくらはぎが張って痛くなってしまって辛かったです。
↑ これは絶対に1号路じゃない!と思いながらも、なんとか下りのリフト乗り場までたどり着かなければという思いだけで苦しい道のりをひたすら登り続けました。
↑ どうにかこうにか中腹に着いたときには、3人ともへろへろで「頂上なんて行かなくて良いよね。」との意見で一致し、人の多さにも疲れが増したので、少しだけ景色を楽しんだあとは下りのリフト乗り場へ。
↑ 空の青さと紅葉の赤や黄色が鮮やかで、山登りのしんどさが癒されました。
↑ 12時半ころから下りのリフトも混み始め、私たちは15分待ちでしたがとにかくどこもかしこも人だらけです。
↑ 高尾山のリフトはお腹の前の手すりが無いタイプで、乗る前はドキドキ!
でも、実際に乗ってみたら前回のリフトの恐怖心は全くなく、今回は写真を撮る余裕もあるくらい楽しめました。
↑ 娘は、私と反対で今回のリフトの方が怖かったようですが、すぐに慣れてリュックにしまっていたぬいぐるみを取り出し、
↑ 一緒にパチリ。
↑ 12分間の爽やかな空中散歩で、もう一度乗りたかったです。
↑ 甘いものが食べたくて、パンフレットに載っていた「天狗黒豆まんじゅう」を買ってみたら、カリッとした皮もあんも美味しくて大満足でした。
↑ ちょうどもみじまつりが行われていて、獅子舞に頭を噛んでもらって楽しかったです。
↑ 近くにトリックアートミュージアムがあり、楽しめる壁面になっていました。
↑ 素敵な駅舎の高尾山口駅。
とにかく全身が疲れましたが、帰りの車で改めて高尾山の登山ルートを振り返ったら、やはり初心者向けの1号路ではなかったようで、頂上を諦めたことも仕方なかったと思えました。
なので今は「次回こそ1号路で登ってリベンジしようか!」と皆で話しています。