雲海と虹
大歩危では、観光バスやタクシーを使って、「かずら橋」「吉野川 舟下り」「平家屋敷」「妖怪屋敷」「小便小僧」などを楽しもうと思っていました。
でも、ホテルのスタッフの話では、台風で天気も悪く、24号の影響で川が増水して、観光船も1週間位欠航しているとのことだったので、単純に温泉を楽しむだけのプランに変更したのです。
そして、徳島へ戻る電車の本数もかなり少ないので、朝7時半の電車に乗ることにし、6時半~7時半までの時間を使って、雲海を見に行くことに。
ツアー会社の方が、前日に電話で色々と詳しく教えてくれて、「雲海は、雨天でも催行されます。今回は、台風の強風で見られないと思いますが、強風時ならではの景色が楽しめるかもしれません。」と言われていたので、かすかな期待を胸にタクシーに乗り込みました。
大体30分位、山道を上っていくと展望台に着きます。
途中には雲の合間に青空も見えたりして、タクシーのドライバーさんも「良いかも!」と言っていたのですが、展望台に近づくにつれて「ガスってますね・・・」とテンションが下がり、展望台に着いたとたん、大粒の雨が降ってきて、写真撮影もままならない状況になってしまいました。
残念ながら雲海は見られず。
でも、ドライバーさんに「リベンジに来てください。」と言われて、またいつか来ようと思いました。
大歩危駅に送ってもらって、電車が来るまでのあいだ、駅で朝食のパンを食べながら過ごしました。
昨日は日が暮れてから大歩危に来たので、渓谷の景色はあまり見えませんでしたが、その日は朝だったので、電車の窓からの素晴らしい景色に目が釘付けになりました。
↑ 短いトンネルが沢山あります。
↑ 昨日降りた小歩危駅。
20分後に阿波池田駅で乗り換えてからは、徳島駅まで2時間かかります。
でも、段々と天気が良くなってきて、3本もの虹を見ることができました。
↑ 1本目。走る電車内から撮影するのは難しかったのですが、自分たちの目にはハッキリと見えました。
↑ 2本目。虹の付け根?を見たのは人生初で感動しました。
↑ 3本目。今度はダブルアーチでした。
↑ きれいな曲線にもうっとりだったし、青空に架かる虹を見たのは何十年ぶりかで、本当に嬉しかったので、家族や友人に写メを送りました。
雲海にはフラれちゃったけど、大好きな虹を2日で4つも見られたので、良かったです。
徳島駅に着いてからは、2回目のプリクラをしたり、駅ビルで遊びました。
再び電車に乗って、今度は鳴門を目指します。
鳴門へ
↑ 40分後に鳴門駅に到着。
大歩危では雨だったけど、鳴門は晴れて日差しと風が強かったです。
お昼ご飯には、鳴ちゅるうどんを食べようと思っていたのに、お目当ての店が閉店してしまっていたので、1日目に続いて徳島ラーメンを食べることにしました。
2軒目は「ふく利」で、こちらも有名店のようでした。
↑ 1軒目とぴったり同じメニュー(ラーメン、ライス、餃子)を注文し、私は「ふく利」、娘は「麺王」の方が好みに合いましたが、どちらも美味しかったです。
昼食後は、13時発の路線バスに乗るまで、20分位時間があったので、バス停にある足湯を楽しみました。
また、台風の影響でかなり強い風が吹いていたので、駅前の観光案内所で「渦潮の観光船は動いていますか?」と聞いてみたところ、「運休の連絡はないから乗れると思いますよ。」とのことだったので、娘と二人で「渦潮見たいね~!」とワクワクしながらバスに乗りました。
鳴門駅前から、渦潮の見られる鳴門公園までは30分位かかるのですが、バスから見える鳴門海峡が本当にきれいで感動しました。
その日の満潮時刻は16時半で、その前後2時間位に渦潮がよく見られるそうなので、それまでは大塚国際美術館で過ごしました。