ハートロック下見
夕食を終えると、時刻は17時半。まだ明るいので、ハートロックの下見に行くことにしました。
ハートロックは、奄美大島のパワースポットで、ハート型をした岩の潮だまりなのですが、干潮時&春秋冬にしか見られないそうです。
潮見表を調べると、14日も15日もお昼どきが干潮のようなので、明日15日が大雨でない限り、帰り際に見たいのですが、行き方が少し難しいとか。
まずは駐車場を見つけ、そこから徒歩で進み、坂道を上って、林の小道に入ります。所々に案内看板があるので、私たちは迷いませんでした。
夕方にハブがよく出るらしいとの情報にかなり怯えながら、娘は夫にしがみつき、夫は太い木の棒を手に持って、原生林の中を進みました。
薄暗くて、人もいなくて不気味な中、見たこともないような大きな葉っぱや、長くしだれた枝の中をしばらく行くと、土の地面が白い砂になり、海岸へと出ます。
写真の右の方にハートロックがあるのですが、この時間は満潮に近くて岩場は一切見えません。
明日、見られますようにと願いつつ、また同じ道を3人で「怖い!怖い!」と言いながら戻りました。
あやまる岬
ハートロックの下見が終わってもまだ暗くないので、宿に戻る途中にある、あやまる岬へ行ってみました。
あやまる岬は景勝地のようで、晴天の日中に来てみたかったけど、夜になる直前もまた別の良さがありそうです。
なだらかな坂道を上りきると、180度にわたって美しい景色が広がります。
奄美大島の海って、本当にきれいだなと思いながら、目の前の景色を堪能しました。
懐かしの二段ベッド
一日遊んで、日も暮れたので、宿へ。
オーナーの健おじさんによると、奥様のご実家が空き家になったのと、ご自身が引退したのを機にゲストハウスを始めたそうです。
もともと広い一戸建てで、泊まれる部屋は6室あり、14日は満室。トイレと洗面化粧台は各階にあり、お風呂やキッチンは共同で使えます。
娘は一人っ子で、二段ベッドに憧れがあったので、この宿に泊まるのを楽しみにしていました。
そして、嬉しそうに何度もはしごを上り下りし、「絶対上で寝る!」と宣言。私も夫も子供のときに二段ベッドに憧れたし、実際に上のベッドに寝ていたので、娘の気持ちはよく分かります。
そんなテンションの高い娘の姿を見ていたら、私も童心に返ってしまい、上のベッドで娘と一緒に寝ることにしました。
夫は、はじめは下のベッドに寝ていたのですが、狭さと暑さに耐えきれず、床に敷いてもらった布団で朝を迎えました。