奄美大島1泊2日の旅④

2日目の朝

心地よい波の音を聞きながら眠ったのは、17年前にモルディブの水上コテージに泊まったとき以来でしょうか。

旅の興奮もあって、私も娘も5時に目が覚めたのですが、外が明るくなって、窓から見ると、雲は多いものの雨はまだ降っていません。

今日1日お天気がもちますようにと祈りながら、昨日機内で買ったバニラエア特製クリームパン&カフェオレの朝食を済ませ、早々にチェックアウト。

でも、残念ながら8時半すぎには雨が降り出して、段々と強まるなか、宿のあった北部から南部へ。黒潮の森マングローブパークで、カヌーを体験するためです。

 

初めてのカヌー

受付には「いもーれ」の文字が。「ようこそ」という意味だそうです。奄美大島の挨拶の言葉なども、沖縄の言葉に似た感じで、素朴で温かい印象です。

まず、サンダルに履き替え、ライフジャケットをつけ、レインコートを借ります。次に、パドルを手に持って、その場で持ち方や漕ぎ方のレクチャーを受けてから出発します。

私は、カヌーを漕ぐのは初めてで、レクチャーのときに「右に曲がりたいときは、左を漕ぎます。」という説明を聞いた時点で「アウトだな。」と思いました。

ただでさえ自分の思い通りに動かないカヌーを、逆のことをしたりしながら漕ぐなんて、私には至難の業だと思ったのです。

案の定、私のカヌー操作は最悪でした。娘が正しい漕ぎ方をしているのに、後ろで私が左右を間違えるので、岸にぶつかったり、Uターンしそうになったり・・・。

「右にしたいときは、どうするんだっけ」と考えているうちに、あらぬ方向にカヌーが傾いていくので、スタッフが後ろから「左です!」とか「今度は右です!」と教えてくれて初めて前に進むというありさまでした。

同時にスタートした人たちがどんどん見えなくなる中、娘は上手に漕いでくれて、「ママは漕がなくていいよ。」と言ってくれたので、私はその言葉に甘えて写真を撮ったり景色を眺めていました。

途中で、岸に上がって、マングローブの説明を受けたり、カニを見つけたりしました。海水を真水にろ過して成長する木があったり、ろ過する機能が少し違って自らの葉を黄色くして塩分を抜く木があったりして、その黄色い葉はしょっぱいのだそうです。

岸でしばらく過ごしてから戻りましたが、帰りは流れに逆らうので、汗をかきかき必死で漕ぎました。

スタッフが引っ張ってくれたときだけ「カヌーって気持ちいい!」と思うのですが、あとはひたすら「お願いだから最後まで引っ張ってください!」という思いだけ。終わったときには、腕がぱんぱんで痛いのなんの・・・。

私には、西表島の魅力にすっかりはまって年に何度も訪れ、マングローブでカヌーを楽しむ友人がいます。(マングローブは、西表島と奄美大島にしかないとか)

いつも彼女の写真を見て羨ましく思っていたので、奄美大島で同じような経験が出来ることを楽しみにしていましたが、私はあまりのハードさに参ってしまいました。

でも、誰かに乗せてもらえるなら、いつかまたやりたいです。