マイエンフェルトへ
チューリヒに到着して、そのまま鉄道に乗り、1時間半位でマイエンフェルト駅に到着するのですが、ドイツ語の読めない私は、切符購入も一苦労。
行き先の表示もまちまちだし、出発するホームも数が多くて、間違った列車に乗ったら戻るのはもっと大変なので緊張しました。
扉が閉まって列車が動き出したときは本当にドキドキでしたが、チューリヒ湖を南下している様子なので大丈夫そうです。
エメラルドグリーンのチューリヒ湖が美しく、はるか遠くまで緑の岩山が連なっているかと思うと、手前には農地が広がっていて、車窓からの素晴らしい景色に目が釘付けでした。
列車内で遅めの昼食。 ↑
途中のサルガンスという駅で乗り換えをします。
スイス鉄道は、乗るときに改札もないし、車内改札はあるけれど、途中下車も何度でもできるので、ホームから出てサルガンス駅前でいくつか用事を済ませました。
何をしたかというと、マイエンフェルトまでの切符代が予想以上に高かったので、銀行で追加の両替をし、スーパーでパンと水を購入しただけなのですが。
サルガンスからマイエンフェルトは10分位です。
はるばる日本からこんなスイスの片田舎に来るなんて、半年前には想像すらしていませんでした。
でも、マイエンフェルト駅に無事に着いて、駅前のハイジの看板や水飲み場を見たら、急に実感がわいて嬉しさがこみあげてきました。
ヒルシェンホテル
その日は、駅から徒歩1分のところにあるホテルに泊まりました。
藁ベッドの宿は、駅から1時間位歩いて行かなければならず、日本からの長旅の疲れと大荷物を抱えて山登りはしんどいので、1泊目はホテルにしたのです。
可愛いインテリアでテンションが上がりました。
娘は「ギンガムチェックかわいい!」と大喜びで、早速日本から持参した「ハイジ」風のワンピにお着替え。
夕方で、小雨もぱらついて少しひんやりしていましたが、近くを散策してみました。
↑ アニメにもよく出てくる水飲み場です。マイエンフェルト駅前にもあったし、至るところにある様子です。
触ってみると、冷たくて気持ち良く、飲んでみると、なめらかでとっても美味しいお水でした。
↑ こちらも、アニメのモデルになった建物です。
何だか、ハイジやペーターの声が聞こえてきそうな錯覚に襲われました。
私は、幼少期に毎週の放送を楽しんでいましたし、GWから夏休みの出発までには、娘と一緒に4回位は繰り返し見ましたから、アニメで見たまんまの景色が目の前にあるのは不思議な感じがしたのです。
明日はいよいよ山の上を目指すので、早めに夕食と入浴を済ませて20時に就寝。
でも、スイスは21時まで明るくて、カーテンを閉めてもなかなか夜っぽくなくて眠りづらかったです。