デザートサファリ
私が、ドバイで一番楽しみにしていたのは、デザートサファリでした。
4WDでの砂丘ドライブ、ラクダ試乗、水たばこ、ヘナペイント、民族衣装体験、バーベキューディナー&ベリーダンス鑑賞、砂漠の中のテントで1泊して、翌日シャルジャ砂漠に行くというツアーがあって、どれも魅力たっぷりだったので、日帰りでなく泊まりがけで申し込みをしました。
↑ 給油所で。
↑ タイヤの空気抜きをしているところ。
↑ いよいよデザートサファリの始まりです。
砂丘をものすごい勢いで上ったり下りたり、急ブレーキをかけたり、とにかく激しいドライブで、車内の皆で「きゃ~!!」と大騒ぎでした。
揺れもすごいし、必死につかまっても体を持っていかれるので、油断すると頭を天井や窓ガラスにぶつけそうになったりします。
私は、体調が万全でなかったのもあって、乗っているうちに酔ってきてしまい、途中からは、気持ち悪いのをこらえながら楽しんでいました。
↑ 休憩のときに、お水を飲めたので、少し生き返りましたが、最後は「早く終わって!」という感じだったので、元気なときにもう一度挑戦してみたいなと思います。
ドライブのあとは、ラクダ農場を見学し、様々な体験ができる場所へ移動しました。
↑ 私が真っ先に向かったのは、民族衣装の試着コーナーです。
アバヤを着せてもらって、とてもハッピーでした。
↑ 夫の衣装はカンドゥーラといいます。
夫は、アラブの衣装もよく似合っていました。
↑ ヘナペイントもしてもらいました。
ひんやりして気持ち良かったです。
次は、ラクダ試乗。
ラクダは、タイでゾウに乗ったときと比べて、かなり不安定で、想像より高さもあって、けっこう恐怖を感じました。
一度乗ってしまえば、お散歩中は気持ち良いのですが、降りるとき、ラクダががくんと足を折り曲げるので、勢いあまって私たちの体が前方に投げ出されそうな感じで、とても怖かったです。
それから、水たばこにも挑戦してみました。
↑ 水たばこは、甘くて美味しかったです。
私はたばこが苦手なので、絶対に無理だと思いましたが、全然たばこの味とは思えなくて、香りも味も楽しめました。
そして、砂漠のサンセットを眺めたあと、バイキング形式のバーベキュー料理を頂いて、ベリーダンスを鑑賞しました。
↑ 砂漠は、日が落ちると一気に寒くなり、夕食は震えながら頂きましたが、ベリーダンスは、衣装が魅惑的で、独特な動きに目を奪われたので、寒さを忘れられました。
↑ タカとの触れ合い。
全てのプログラムが終わると、ツアー客が帰り、ラクダもどこかに帰っていき、砂漠に泊まる私たち夫婦とガイドさんの合わせて3人だけが、その場に残りました。
↑ テントを設営してもらって、懐中電灯を預かり、トイレなどの説明を受けて、「おやすみなさい」となります。
しーんと静まりかえった砂漠で寝るなんて、なかなかないことですし、テントで寝ること自体も、小学生の頃のガールスカウトのキャンプ以来でしたので、ワクワクしました。
でも、寝袋にもぐってしばらくしたら、2㎝くらいの巨大な蟻が現れて、虫嫌いの私は一気にテンションが下がってしまいました。
そして、夫は「やべ~、なんだあのデカい蟻!」と恐ろしがっていたのにも関わらず、ものの3分でいびきをかいて眠ってしまったので、私は一人で「また巨大な蟻が出たらどうしよう。」とか「もっと変な生き物が現れたらどうしよう。」と思って、なかなか眠れませんでした。
ただ、目を閉じて砂漠での色々な経験を思い出すと、嬉しさで胸がいっぱいになり「ドバイに来られて良かった。砂漠に来られて良かった。」と幸せでしたので、眠れなくても、それはそれで楽しめたのでした。